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住宅と不可分の設備に高機能なものを組み込むのはおすすめできないわけ

今の仕事環境は、こんな感じです。

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左下から

メインの電話用iphone

図面やノート代わりのiPad pro12.9

鉛筆代わりのAplePencilとその充電器

手帳代わりのiPad mini4

モニターCD-ドライブスピーカーキーボードマウス、とノートパソコン

離れた場所とのやり取り用のwin8タブレット

会社の転送電話受け用の世界一小さなLTEスマホ

本棚にはイベント時にデジタルサイネージ代わりに使うandoroidタブレット

などなど、デジタルガジェットの見本市みたいな状況です。(^^;

見た通り、デジタル機器大好きです。

そんなわけなので、いわゆるスマートホーム業界の動向にも興味津々で追っかけています。

しかし、高機能なものは寿命も短いのです。

大切に使えば壊れないか?

いえいえ、基盤を持つものには必ず寿命があると思ったほうが良いです。寿命というのは、時間的な限界があるということで、使わなくてもやってくるものです。基盤は、機械的にがっちゃんと動かすようなスイッチを使っていないほとんど全ての電気を使う製品に入っています。

例えばトイレ。トイレを手動でレバーで流す機能は、壊れることはあっても寿命はありません。しかし、リモコンがつけば、そこに寿命が生まれます。基盤の寿命は、高機能で基板設計が緻密になればなるほど寿命は短くなる傾向にあります。単純に水を流すかどうかの指令をコントロールものより、センサーがついたり人工知能がついたりする高級な高機能トイレは、一般的に寿命も短いという推測が成り立ちます。(経験上の実際のトラブルも多いように思います。)

ところで、基盤寿命はどのくらいでしょう?

パソコンやオーディオなどを扱う人たちの感覚では、大丈夫だといえる寿命は5-8年くらいのイメージではないでしょうか?ずっと建築業界にいる自分の感覚からすると、この業界で使われる基盤設計には余裕があるからかもしれませんが、住設系(太陽光発電なども含む)の基盤寿命で10-15年というイメージです。

それ以上持つものもたくさんあると思いますが、もっと短い傾向にあるものの話しを聞くこともあります。

いずれにしても、家の寿命からすればずいぶん短いものです。

例えば40年間のトイレ費用を想像したときに、機能の少ない7万円程度のトイレであれば、故障がなければ7万円ぽっきりでおさまりますが、高機能な28万円のトイレであれば、一度か二度の買い替えを余議されなくされる可能性が高く56万円?84万円かかってしまうかもしれません。

イニシャル時点で4倍の金額差ですが、トータルでは8倍も12倍も変わるイメージです。

トイレを2か所つける場合など、そのどれもが高機能なものでは、さらに更新費用がばかになりません。

そこで、使用頻度が多いところは寿命があっても高機能なトイレを導入することを否定しませんが、使用頻度が少ないところは、あまり使わないのに寿命が来て使用できなくなるということはもったいないので、できる限り単純なトイレをお勧めしたりします。

スマートホームの導入などが普通になってくると、適切で合理的な切り分けによる判断はより大切になってきます。

寿命のないものは建物に組み入れる形での実装もよいですが、寿命があるものは、その更新を現実的なイメージとして、より丁寧にご説明をしていかなければならないな、と思っております。

そういった感性を磨くためにも、寿命の比較的短いガジェットの数々に囲まれて仕事をするのは大切なのです。なのですよ、奥様。(ほとんど私物なので、奥様の厳しい目にさらされているのです。(^^;)

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萩森建設と家づくり
社長 萩森

地元に根付いて40年。 皆さんは家を「買って」いませんか? 家は「創る」ものだと考えています。 木の事はどうぞおまかせ下さい。

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