やっぱり「一体」は好きになれない(個人的な意見です(^^;)

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昨日、お客さんと話をしていて、屋根一体型の太陽光パネルの話題が出ました。

今、この瞬間だけを考えればメリットはあるんですけどね。屋根材の重複も防げるし。(実際には屋根一体型の太陽光パネルは、屋根材同等程度の防火性能を求められたりすることもありパネル自体が高価なため、価格的には巷言われるようなメリットはないのだけれど。)

しかし、やはり、「設備」に類するものを建物と一体化するのは好きになれないなぁ。

15年前のテレビが壁に埋め込まれていて容易に変えられないとしたら。15年前のエアコンが壁に埋め込まれていて容易に変えられないとしたら。15年前の給湯設備が壁に埋め込まれていて容易に変えられないとしたら。15年前の暖房器具が壁に埋め込まれていて容易に変えられないとしたら。

うちの会社の場合、200年住宅を標榜し長期優良住宅にも標準的に取り組み、水道配管のメンテナンス性(取り換えが容易な工夫も)まで気を遣う設計をしながら、一体型の設備類の採用って自己矛盾になっちゃいますしね。

太陽光パネルだって粗悪な製品では5年後程度から劣化がみられるものあったり、もちろん、そういうことのないような品質の高いものを選択するということは大切なんですが、それでも性能の低下を伴う劣化は起きます。何より、技術革新に力を入れている分野であり、今の製品が5年10年後に「超時代遅れ」の製品になっていることは想像できます。

別に太陽光パネルだけを責めるわけではないですが、よほどデザイン的なメリットがあったり、制度などの特別な事情がない限り「一体」設備は、やはり好きになれないな。と思います。

床暖房より、同じ輻射系暖房であれば床置き式の蓄熱式暖房器具のほうが好きだったりするのも、そういう所以です。
考え方ひとつなので、そのあたりのメリットデメリットを、お施主さんがご判断いただいたうえでの決定であれば何も問題はありませんし、自分の考えを押し付けるようなテーマでもないのですが。

ちなみに、一般的なビルトインコンロ(ガスもIHも)やビルトイン食洗器などは、容易に取り換えができるようになっています。

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