案内役
サイト内検索
家づくり・業者選びの知識
リアルに体験してみよう!
萩森建設の家づくり
NCN
社長 萩森

地元に根付いて40年。 皆さんは家を「買って」いませんか? 家は「創る」ものだと考えています。 木の事はどうぞおまかせ下さい。

間取りの知識

間取りというと、主には簡易的な平面図の事をさしますが、ここでは、その平面図に込められた色々な考え方などを含めて取り上げていきます。

頭の良い子が育つ家

弊社では、ロイヤルハウスのフランチャイズに加盟している関係で、「頭のよい子が育つ家」の著者である四十万靖先生の講演などで、その本当の意味などを直接きく機会がありました。
また、女性建築家を始め、数多くの方が子育てに関する著書を出されており、参考にしてきました。
それらには、だいたいにおいて共通点があります。
その中の、子供の学習意欲といった点に注目した場合、共通するのは以下の2点であると思います。
「コミュニケーション」と「モチベーション」
何らかの方法で「コミュニケーション」の機会を増やし、子供の「モチベーション」をあげてやれば、学習意欲が高まるというわけです。
考えてみれば、至極当たり前のことのように思えます。
しかし、その実現方法には、家族構成、立地、暮らし方、性格(特に親の性格)、などなど、様々な要因を加味する必要があります。書籍に書かれている工夫を、そのまま取り入れられることはまれで、それぞれのケースでアレンジしてやる必要が出るわけです。

たとえば、一番ポピュラーにいわれていることで、リビングやダイニングに勉強空間を設けるというのがありますが、そんな方法一つとっても、いくつか考えなくてはいけない要素があります。


・リビングとダイニングは一体のレイアウトなのか分けるのか?
・テレビを見ながらの「ながら勉強」をよしとするのか否とするのか?
・来客はあるのか?頻度や属性はどうか?
・家族構成はどうなのか?
・etc


それらによって、場所、大きさ、素材、恒久的か暫定的か、付属する収納の考え方、などなど、考慮する点は結構あったりします。

家中のいくつかのポイントそれぞれについて、いくつかの考えなくてはいけない要素を知った上で、それ考慮していくことになりますので、やはり、一般の方が本を読んでできあがり、ということは難しく、我々専門家が提案させていただくことの意味もあるというわけです。


実際には、すべての思い当たる項目について、詰問していくわけではありませんし、子供の勉強だけが家づくりのすべてではありませんので、普段の打ち合わせの中では、何となくそういった要素を感じ取りながら、総合的に間取りの提案をしております。

間取りとは?

間取りとは、一昔であれば、必要な部屋を、方位などに合わせてどのように並べるか?という発想で考えられた、「部屋並べ図」のことを指しました。しかし、価値観が多用するなか、部屋単位でパズルのように並べる考え方は時代遅れになりつつあります(大多数の業者側は、まだこのような発想かもしれませんが、お客様の要望に対応するのが難しくなりつつあります。)。

そこで、もう少し柔軟な考え方として、壁と開口部で人の動きや視線、音やにおいなどをどのように通して、どのように遮るかを図面に描いたものだと理解すると良いと思います。

部屋、というピースを並べて作るパズルから、暮らしに必要な機能(寝る、食べる、団らんする、ゲームをやる、勉強する、など)を囲ってみることが、間取りを考えることになってきています。

このページのTOPへ