手間や情熱のこと

◇指図したい程度

◇情報収集する情熱

◇掛けられる時間

◇賢い施主になってください

お施主様は、技術屋になる必要はありません。
この予算で、あれがやりたい、これがやりたい、こう暮らしたい。ということを一生懸命考えるべきだと思います。これは、お施主さん本人でないとできないことであり、また、時間も情熱も必要なことです。
それを、技術的に形や物として具体的な提案とするのは、技術屋に任せれば良いとおもいます。
お得で良い家づくりをするには、賢い施主になることが一番だと思います。
賢い施主とは、関わる専門家の能力を最大限引っ張り出して活用する施主のことだと思います。
そのためには、にわか知識で具体的な指示を出すより、曖昧でも矛盾していても無理だと思われてもいいので、まずは、わがままに要望を伝えても大丈夫です。そのあと、常識的にしっかりとジャッジを下すのも、施主が行います。
「要望と判断」が、もっとも大切な施主の役割だと思います。
このとき気をつけたいのは、あまり具体的な商品名やメーカー、グレードなどはいわずに、少し曖昧な雰囲気的な要望の伝え方のほうが、より相手の能力を引き出しやすいです。施主の知らないことを、業者はたくさん知っています。その知識を上手に活用出来るような要望のつたえ方がよいですね。

◇暮らし方を伝える

「食洗器も欲しいし、間取りは家事動線を良くして欲しいし、屋根付の広めのバルコニーも欲しいし、...。」
などと要望をあげるよりも、「共働きで忙しい。」と一言伝えて、その提案を業者にしてもらう方が、よほど楽だし、自分では気づかない提案も出てきますし、業者の力量(もしくは施主との相性)も計れます。

できるだけ、施主からの要望は暮らし方やイメージで伝えることをお奨めします。

◇ぶっつけ本番に備える

家づくりは、多くの人にとって一生に一度のことですが、この一度というのがくせ者です。
通常の買い物であれば、買って、体験して、学習して、よりよい買い物をする。ということが可能です。
家と同様の高額商品である、自動車なども、一生の間には何度か買い換えを体験します。
しかし、家はもっと大きな買い物であるのに、ぶっつけ本番の一回きり、ということになります。
なので、多少の備えは必要だ、ということになります。

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社長 萩森

地元に根付いて50年。 皆さんは家を「買って」いませんか? 家は「創る」ものだと考えています。 木の事はどうぞおまかせ下さい。

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