手描きの一枚も、アプリで何度も組み直した一枚も、
まだ図面ではないかもしれません。
けれどそこには、あなたと家族の暮らしの本音が詰まっています。
方眼紙に描いた間取り。スマートフォンのアプリでつくった間取り。
寸法が合っていない間取り。構造的には、まだ成り立っていない間取り。
プロから見れば、直すところはたくさんあるかもしれません。
けれど私たちは、それを「ダメな図面」だとは考えません。
家づくりには、たくさんのセオリーがあります。
もちろん、それらは役に立ちます。多くの人が失敗しにくい考え方もあります。
でも、もしあなたが残りの10%側なら。
そのセオリーは、あなたにとっての正解ではないかもしれません。
暮らし方は、家族ごとに違います。
だから家づくりは、「みんなに人気の間取り」を選ぶことではなく、
「自分たちに合う間取り」を見つけることだと思います。
自分で間取りを考えると、こんな不安が出てくるかもしれません。
大丈夫です。
むしろ、自分で描いた間取りには、
言葉だけでは出てこない希望が表れます。
なぜ、ここを広くしたかったのか。
なぜ、ここに収納がほしかったのか。
なぜ、玄関からこの動線にしたかったのか。
なぜ、この部屋を家族の中心にしたかったのか。
その理由を一つずつ読み解いていくと、
家族にとって大切なことが見えてきます。
萩森建設の「自分で描いた間取り診断」では、
最初から図面の間違い探しはしません。
まず見るのは、正しさではなく、意図です。
どうして、この形になったのか。
何を大切にしたかったのか。
どこに不安があるのか。
どこは絶対に残したいのか。
そこを確認したうえで、
建築として成り立たせるために必要なことを整理します。
まず、描いていただいた間取りを見ながら、「なぜ、この形にしたのか」を整理します。うまく説明できなくても大丈夫です。図面の中に出ている希望を、こちらから一緒に言葉にしていきます。
素人の間取りだからこそ、プロのセオリーに縛られていない発想が入っていることがあります。家族だけが知っている暮らしのクセ。普通の間取り集には出てこない優先順位。本当は大切にしたい居場所。それらを見つけて、できるだけ活かします。
もちろん、そのまま建てられない部分もあります。柱や壁の位置、階段の寸法、窓の大きさ、耐力壁のバランス、水まわりの納まり、建物の大きさと予算の関係。そうした部分は、ただ「ダメです」と言うのではなく、なぜ難しいのか、どう直せば近づけるのかをお伝えします。
最終的には、その間取りをそのまま進めるべきか、一部を直して育てるべきか、考え方だけを残して大きく組み直すべきかを整理します。大切なのは、せっかく描いた間取りを消すことではありません。その間取りに込めた想いを、家として成立する形に近づけることです。
そういう家づくりも、もちろん正解です。
ただ、この相談は「自分でも考えてみたい」という方に向けたものです。
家づくりには、プロが知っているノウハウがあります。
私たちの仕事は、その二つをつなぐことです。
手描きでも、アプリでも、メモでも。
部屋の名前だけでも。寸法が合っていなくても。
そこに、あなたの暮らしへの考えがあるなら、家づくりはそこから始められます。
「この間取りで進めてよいのか」ではなく、
「この間取りをどう育てればよいのか」が見えてきます。
うまく描けていなくても大丈夫です。
寸法が合っていなくても大丈夫です。
まだ家族の意見がまとまっていなくても大丈夫です。
そこから一緒に整理していきます。
人気の間取りではなく、あなたの家族に合う間取りへ。
自分で描いたその一枚を、家づくりの種として育てていきましょう。
手描きの間取りや、間取りアプリの画像があれば添付してください。
まだ整理できていない段階でも大丈夫です。
内容を確認したうえで、担当者よりご連絡いたします。