八角形寄棟と放射状垂木の家
八角形に組んだ化粧垂木と、放射状に広がる小屋組みが吹き抜けを覆う家です。一階のLDKは、無垢の床と杉板の壁に、真鍮のペンダントと鉄骨の階段が映えるしつらえ。引き戸や収納に取り入れたアーチ型の開口が、空間と空間のあいだをやわらかくつなぎます。二階には大きなコーナー窓を持つ張り出し部を設け、外の景色を室内に切り取って取り込みました。台所にはステンレスのシンクとIHを選び、料理の道具と暮らしの距離を整えます。木造の継手仕口に職人の手仕事を残しつつ、現代の暮らしと調和する一軒です。