壁と天井を合板で包み、天井を高くとった平屋の自転車店です。一枚ものの板で覆われた空間は、木目が途切れずに連なり、売り場全体をひとつのまとまりとして見せます。木造の階段で上がる上部のスペースからは、高い位置で店内を見渡せます。天窓から落ちる自然光が、合板の面を時刻ごとに違う色に染めます。切妻屋根の垂木を山形に連ねた小屋組みや、階段を支えるささら桁の金物接合など、木造の構造をそのまま見せる仕上げとしています。自転車を並べるディスプレイの棚やカウンターを、商品と人の動きに合わせた寸法で造り付けた一軒です。
















