住宅会社や保険会社との関係だけで、相談相手を決める必要はありません。
※画像は、内容を説明するためのイメージです。
家を建てる前に、ファイナンシャルプランナーへ相談する方が増えました。
そのときに気になるのが、誰に相談するかです。
住宅会社から紹介されたFPでよいのか。保険会社と関係のあるFPなら、保険を勧められるのではないか。独立・中立のFPを探した方がよいのか。
相談相手の立場は、確認しておく必要があります。
ただし、住宅会社や保険会社と関係があるという理由だけで、相談先から外す必要はないと思います。
分析と見解は分けて考えます
FPが確認する基本的な項目や、家計を分析する手法は、誰に頼んでも大きくは変わりません。
収入や支出、これから必要になるお金などを整理し、家計の変化を見ていきます。
一方、その分析から何を重視するかは、人によって違います。
同じ数字を見ても、住宅費に余裕を持たせる人もいれば、老後資金を厚く考える人もいます。保障を重視する人もいれば、手元のお金を残すことを優先する人もいます。
FPが10人いれば、見解も10通りあります。
分析結果と、その人の意見は、分けて聞くことが大切です。
相談相手の立場を知っておきます
住宅会社と関係のあるFPは、家づくりに必要なお金を、家計の中でどう確保するかを考えます。
保険会社と関係のあるFPは、保険などを組み合わせながら、これからの生活をどう守るかを考えます。
どちらかの分析手法が劣っているわけではありません。重視するものが違います。
その立場を理解したうえで話を聞けば、どちらの意見も判断材料になります。
住宅会社系と保険会社系の両方から話を聞き、自分なりの落としどころを探す方法もあります。
萩森建設にも、家づくりをする側の立場があります
私自身もFPの有資格者で、家づくりのお金を考えるときには、FPの手法を使って家計を分析させていただきます。
そのうえで、萩森建設にも家づくりをする会社としての立場があります。
大切にしているのは、家が好きな人が、家を建てたあとも暮らしを楽しめることです。
暮らしを楽しむためのお金も、好きだと思える家も、両方を確保できる形を考えます。
家に使える金額を大きくすることだけが目的ではありません。家のために、その後の暮らしが窮屈になることも望んでいません。
お金と建物のどちらかを諦めるのではなく、その人に合ったバランスを一緒に探します。
判断まで求めるなら、長く相談できる相手を探します
一度の相談で家計を分析してもらうことと、人生の判断を任せられることは別です。
本当の意味で頼れるFPに判断を求めたい場合は、家を建てるときだけではなく、その後も定期的に相談できる相手を探す必要があります。
年に一度、家計簿を持って相談する。
収入、子どもの成長、教育費、保険、家の修繕など、暮らしの変化を継続して見てもらいます。
これまでの経過を知っている人であれば、毎回最初から家計を説明する必要もありません。
どこにも属さず、相談料だけで成り立ち、住宅、保険、家計の実務すべてに精通しているFPは、簡単には見つかりません。
完全な中立だけを条件にするより、どのような立場の人なのかを理解したうえで、長く相談できるかを見ることも大切です。
相談する前に、自分でも比べてみます
専門家の意見を聞く前に、自分でも住宅ローンの条件を動かしてみると、違いが分かりやすくなります。
返済額や返済期間などを比べておけば、FPへ質問したいことも整理できます。
iPhoneアプリの住宅ローン比べでは、複数の返済プランを並べて確認できます。
FPに正解を決めてもらうのではなく、分析と複数の意見を判断材料にする。
相談相手の立場も理解したうえで、最後は自分で決める。
そのくらいの距離感で相談するのがよいと思います。
数字を動かして、違いを確かめられます
子育て世帯の住宅ローン比較シミュレーター
借入条件と家族構成を入力し、教育費がかかる時期も見ながら、35年、40年、繰り上げ返済の3つの返済パターンを比較できます。
家計のインフレ耐性チェッカー
物価と収入が同じ率で上がる前提で、借入額や金利などを動かし、住宅ローンの返済負担率が将来どう変わるかを確認できます。
