事務スタッフ以外、全員が技術者です。 私たちは、建築やものづくりが好きでこの仕事をしています。 机の上で話し合ったアイデアが、職人の手によって現実の空間になっていく。 その出来上がっていく様子を見るのが好きで、この仕事を続けています。
1) 【言葉の翻訳力】
専門用語ではなく、暮らしの言葉で伝えたい
耐震、断熱、法規制…。難しい言葉を並べ立てて、お客様を煙に巻くようなことはしたくありません。私たちが大切にしているのは、それを「お客様が判断できる言葉」に翻訳することです。「その数値だと、冬の朝はどう変わるのか?」「コストと効果のバランスは?」など、お客様がご自身の価値観で納得して選べるよう、サポートします。
2) 【解決への提案力】
すぐに「できない」とは、言いたくありません
難敷地や厳しい予算条件でも、安易に「無理です」と断ってしまうのは、つくり手として寂しい気がします。お客様の要望が矛盾している時こそ、知恵の絞りどころ。「条件をこう整理すれば入るかも」「素材を変えれば雰囲気が近くなる」と、なんとか成立する条件を探し出し、別の可能性(代案)を提示できるよう努めています。
3) 【チームの集合知】
一人で抱え込まず、会社のみんなで考える
家づくりの悩みや情報を、担当者一人だけが抱え込まないようにしています。萩森建設では、進捗や経緯をチームで共有することを大切にしています。これは、難題にぶつかった際にみんなの知恵(集合知)を借りるためであり、担当者が多忙な時に助け合うためでもあります。個人の記憶だけに頼るのではなく、会社全体で家づくりを支えていきます。
4) 【建築家基準の現場力】
図面通りにいかない時こそ、現場の目が活きる
私たちは、こだわりが強い外部の建築家からの依頼(難しい構造や細かな納まり)で、多くの経験をさせてもらいました。その経験があるからこそ、自社設計の現場でも「図面通りにいかない部分」を、監督と職人が相談して納めることができます。図面の指示を待つだけでなく、現場からもより良くしようとする。そんな姿勢を大切にしています。
5) 【職人同士の連携と空気感】
職人たちが、現場で笑い合える理由
異なる職種の人間が集まる現場は、本来、利害が対立しやすい場所です。それでも私たちの現場で、職人同士がリスペクトし、笑い合えるのはなぜか。それは私たちが職人を信じ、何かあっても「職人のせいにしない」と決めているからかもしれません。その安心感があるからこそ、自分の都合を押し付けず、互いに助け合う余裕が生まれるのだと思います。

