好きな柄を一つに絞らず、部屋ごとに楽しむ壁紙リフォーム事例です。
壁紙を選ぶとき、「気になる柄はたくさんあるけれど、使えるのは一つだけ」と思っていませんか。
今回ご紹介する住まいは、白い木目調を全体のベースにしながら、植物、猫、樹木、レンガ、レトロ柄などを場所ごとに使い分けています。扉を開けたり、角を曲がったりするたびに次の柄が現れ、まるで壁紙の写真集を一ページずつめくっているようです。
今回の住まいで楽しめるクロスを、9面のカタログにまとめました。

家全体をつなぐ、明るい木目調

LDKや廊下の中心になっているのは、白くかすれた木目調の壁紙です。無垢材を思わせる天井や腰壁のあたたかさを受け止めながら、濃い色の床との間に明るさを加えています。
柄のある壁紙をたくさん使っても落ち着いて見えるのは、この共通のベースがあるから。家の中にさまざまな景色がありながら、全体にはひとつの物語が流れています。
LDKには、のびやかな植物柄

LDKの一角には、葉や花が細やかに描かれたボタニカル柄。白い木目調の壁と並べることで、絵のような一面がほどよいアクセントになりました。

ダイニング側には、さらに大きな葉を描いた壁紙を採用。木の天井や腰壁とも相性がよく、室内に庭の緑を取り込んだような伸びやかさがあります。同じ植物柄でも、線の細い柄と大胆な柄を使い分けることで、場所ごとの表情が生まれています。
小さな空間こそ、思い切った柄を

トイレでは、樹木と鳥を描いた壁紙が主役です。限られた空間だからこそ、少し大胆な柄も取り入れやすく、扉を開けた瞬間に楽しい驚きがあります。周囲には落ち着いた黄土色を合わせ、柄のにぎやかさをやさしく包みました。

収納スペースには、丸いモチーフが並ぶカラフルな柄を。棚に物を置けば見える面積は少なくなりますが、ふとした瞬間に色がのぞきます。普段は隠れがちな場所にも遊び心を入れると、片づけの時間まで少し楽しくなりそうです。
廊下と階段は、柄をつなぐギャラリー

階段まわりには、小さな額に入った植物画のような壁紙を選びました。移動するための場所が、そのまま小さなギャラリーになります。

角を曲がると、猫のシルエットが連なる壁紙へ。隣の植物画、白い木目調との切り替わりも見どころです。すべてを同じ柄にそろえず、「次は何があるだろう」と思わせる変化をつくっています。
場所に合わせて、気分を変える

レンガにアイビーが伸びる柄は、木の腰壁と組み合わせることで屋外の庭のような雰囲気に。実物のレンガを積まなくても、壁紙なら印象を大きく変えられます。

洗面まわりには、黄色を基調にしたボタニカル柄。白い器と木のカウンターがすっきりと映え、朝の身支度にも明るい気分を添えてくれます。

浴室はブルーグレーで落ち着いた表情に。にぎやかな柄を楽しむ場所と、静かに過ごす場所を分けることで、住まい全体に心地よいメリハリが生まれました。
よく見ると、小さな案内役も

写真の中には、ところどころに小さな人形が登場します。キッチンや洗面、窓辺などを巡る姿を探すのも、この住まいを見る楽しみのひとつ。壁紙だけでなく、飾り方まで含めて「暮らしを楽しむ」気持ちが伝わってきます。
好きな柄は、一つに絞らなくてもいい
壁紙は、部屋の印象をつくる大切な仕上げです。一面だけのアクセント、棚の奥、小さな個室、廊下の曲がり角。使う場所と見える面積を整えれば、好きな柄をいくつも取り入れながら、住まい全体を心地よくまとめられます。
「無難にまとめるだけでは物足りない」「毎日、家のどこかで楽しい発見をしたい」。そんな方には、壁紙を写真集のように楽しむリフォームもおすすめです。
萩森建設では、お好みの柄や今ある家具、過ごし方をうかがいながら、壁紙の使い分けや空間全体の組み合わせをご提案します。気になる壁紙の写真を集めるところから、どうぞ気軽にご相談ください。
